【アトピー改善】掻き壊しを防ぐ爪の切り方・研ぎ方を画像で解説

 投稿日    最終更新日 2017/08/01

指を握る赤ちゃん

アトピーの方であれば、

  • 寝ている間に身体や顔を掻きむしって「掻き壊し」てしまう。
  • 日中でも痒みがひどいと我慢できず、掻き傷が出来るくらいに掻きむしってしまう。
  • 朝起きたら、布団や枕が血だらけ・・・。

のような辛い悩み・ご経験があるかもしれません。

アトピーじゃない人たちから見れば、

no name
なんで血が出るまで掻くの?我慢すればいいじゃん。

というふうに映りますし、実際にそう言われることもあります。

でも、

no name
我慢できたら我慢してるわ!寝てる間はどうしようもないし!

というのが実際ですよね。

こんな感じで、掻くのを我慢するのには限界がありますが、掻いたときの皮膚のダメージを最小限にすることは出来ます。

そのためには、爪を常に短く・丸くキープしておくことがかなり有効です。

ということでこの記事ではアトピー改善に必ず繋がる、爪の切り方・研ぎ方について、画像付きで具体的にお話したいと思います。

掻いたときのダメージが小さくなれば、皮膚炎の悪化に歯止めがかかるはずです。ぜひ参考にしてみてください。

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爪を短く・丸くするとアトピーは改善する

爪を短く切って断面が丸くなるように研ぐと、アトピーは改善に向かうことが多いはずです。

というのも、「掻き壊し」はアトピーの方に共通するアトピー悪化原因の1つだからです。

掻き壊しはアトピー悪化原因(影響大)

掻きむしって皮膚を掻き壊してしまうと、

痒みが強いために掻きむしり、掻き壊してしまう。

掻き壊した部分の皮膚のバリア機能が失われ、さらに痒くなる。

かさぶたになった段階でさらに痒くなる

周辺の皮膚の痒みも強くなる。

その部分も掻きむしり、掻き壊してしまう。

(以下、ループ)

のような流れで、アトピー悪化の悪循環にハマってしまいます。

掻き壊しを防ぐ方法は?

この「掻き壊し」を防ぐためには、痒いときに掻かないように我慢すればいいわけですが、そんなことは無理な相談ですよね。

それが出来るのなら、この世からアトピー患者はいなくなるはずから。

では、どうすればいいのでしょうか。

痒みを抑えるために抗ヒスタミン薬を飲む方法もありますが、劇的な効果を感じられるケースは少ないと思います。

そこで実践して頂きたいのが、爪を短く・丸くキープするということです。

爪の攻撃力を落とせば、掻き壊しは防げる

当たり前の話で恐縮ですが、「爪の長さや鋭さ」は掻いてしまったときのダメージに直接的に影響しますよね。

同じ強さで同じ時間(回数)掻いても、爪が短く・丸ければ、かなり傷になりにくくなるということです。

爪の長さと鋭さは「爪の攻撃力」と言え、これを下げれば、掻き壊しを防ぐ(程度を下げる)ことが出来ます。

このように爪を短く・丸くすることは、最も有効なアトピー改善策の1つであると個人的には考えています。

女性の場合には、オシャレの観点から爪を短くすることに抵抗を感じるかもしれませんが、アトピーの改善を優先させる場合には、ぜひ実践して頂きたい対策です。

男性や子どもであれば、必ず取り入れて頂きたいアトピー改善策です。

アトピー改善策としての爪の手入れ、その具体的方法

掻き壊しを防ぐための爪の手入れのポイントは、全部で3つあります。

  1. 爪の長さ
  2. 爪の丸さ(断面の滑らかさ)
  3. 爪の手入れの頻度

の3つです。

それぞれ、順番に見ていきましょう。

アトピーであれば爪の長さは「深爪」くらいでOK

一般的には、「深爪にしてはいけない」と言われていますよね。巻爪になったり、爪の周囲に炎症がおきたりするリスクが高まるからだと思います。

また深爪の状態ですと、日常生活で不便を感じる場面がたまにあります。セロハンテープを剥がしたり、パッケージの外装を剥がしたり・・・という時です。

でも、爪に関連するトラブルは、起こっても適切に対処すれば治る「可逆性」のものですし、日常生活の不便は我慢できるレベルです。

このような深爪の「デメリット」とアトピー改善という「メリット」を比較したとき、圧倒的に後者の方が大きいと感じるはずです。

その場合には、爪の長さは「深爪レベル」でキープするというルールを設定して、守ってみてください。これだけでも、皮膚炎の状態は徐々にですが改善に向かうはずです。

次に、具体的に爪をどれくらいの長さにすれば良いのか?について見てきます。

爪を切るタイミングの目安

見たくない写真であることは重々承知しておりますが、説明の都合上、私の爪の写真を掲載致します。

アトピーが悪化しかねない爪の長さ

一般的には短いですが、アトピー対策的には長いです

まず、爪を切る前の状態の写真がこちらです。

爪の先端の白い部分が目立ち、爪の攻撃力が上がってきたと感じた段階で、早目に爪を切るようにします。

おそらく、一般的な感覚では「短い」と感じるレベルの長さだと思います。

しかし、この長さの段階でも爪の攻撃力はかなりのものですから、早めに爪を切って攻撃力を削ぎ、掻き壊しを未然に防いでいきます。

アトピーを悪化させない爪の長さの目安

次に、伸びた爪をどれくらいの長さまで切り揃えるか?についてです。

再び画像を載せますが、ご辛抱頂けると幸いです。

アトピーを悪化させない爪の長さ

かなり短めに切ります。

これくらいの長さまで短く切り揃えます。

だいぶ短く見えますし実際短いですが、これくらいの長さであれば、深爪による弊害は起こらないと思われます(私の場合は起こりません)。

爪を立てて肌に当てたときに、一番最初に爪ではなく指先の皮膚が肌に当たるという感じの長さであればOKです。

爪を切る前の写真と同じ角度の写真も念のため載せておきます。

アトピーを悪化させない爪の長さ

なめらかな弧を描くように切ります。

爪を切る際には、出来るだけ切れ味の良い爪切りを使うようにします(詳しくは後述)。

また、指1本につき4,5回に分けて切って、爪が出来る限り丸い弧を描くようなイメージで丁寧に切ります。

写真の爪の長さは、私の場合に最適な長さでして、あくまでも目安です。

長過ぎると爪の攻撃力が落ちませんし、短すぎると完全に深爪になってしまい痛みやトラブルが起こりかねません。

試行錯誤しながら、ご自分にちょうどよいバランスの短さを見つけることが大切だと思います。

切れ味の良い高性能な爪切りを使いましょう

爪の攻撃力を下げるという意味では、切れ味の良い高品質な爪切りを使う方が良いと思います。

100均で売られているような安物の爪切りではなくて、↓のような日本製の評判の良い爪切りです。

さて、爪を短く切りそろえた後は、爪を滑らかに研いで(磨いて)いきます

爪を研いで滑らかにして攻撃力を下げる

アトピー対策として丸く研がれた爪

爪ヤスリで丁寧に磨いて丸くします

爪を切るだけでは、いくら爪の長さが短くても攻撃力は下がりません。

むしろ、断面が尖っている分だけ爪の攻撃力が上がってしまいますよね。

ですから、爪を切った後には必ず爪ヤスリで研いで、断面を丸く・滑らかにしていきます。

の画像は、丁寧に研いだ後の爪です。

さて、爪を磨くにあたっては2つのポイントがとっても大切です。

  • 爪ヤスリの種類
  • 磨き方

の2つです。

爪ヤスリは専用のものを用意する

爪切りにはヤスリが付いているのが普通ですが、この付属のヤスリだと、なかなか爪の先端が滑らかになってくれません。

ですので、爪ヤスリは別途用意した方が良いのですが、数ある爪ヤスリの中でも特にオススメなのがこちらの製品です。↓

普通、爪ヤスリは平らな形状をしているんですが、この爪ヤスリは曲面を持つ形状をしているんです。↓

柄沢ヤスリ

爪を研ぐ面が、平面ではなく曲面になっています

曲面を持つ爪ヤスリが、どうしてアトピー対策として優れているのか?ですが、これはアトピーに特化した爪の研ぎ方(磨き方)に関係しています。↓

1本1本、丁寧に爪を研いで「丸く」する

爪の攻撃力を出来るだけ小さくするためにも、爪の断面が滑らかになって、皮膚を引っ掻いても痛くないレベルまで丁寧に研いでいきます。

下図は、爪の断面が丸くなるような研ぎ方のイメージです(模式図)。

アトピー悪化を防ぐ爪の研ぎ方

曲面の爪ヤスリだとイメージしやすいはずです。

切ったばかりの爪の断面は直線的になっていて、カドが立っています。このカドを、曲面の爪ヤスリで取っていくイメージを持って、爪を削っていきます。

アトピー悪化を防ぐために爪を丸く研ぐ

まずは下から削ります

まず、爪ヤスリを爪の下側から当てて、下のカドから削ります。

(分かりやすくするために、爪を切る前の状態で撮影しています)

この時、力を入れすぎると断面がなめらかになりません。爪ヤスリは力を抜いて持つのがポイントです。

一番下側をひと通り研いだら、爪ヤスリの角度を少し立てて、同じように削っていきます。

アトピー対策としての爪の研ぎ方

下から少しずつカドを取っていきます

イメージとしては、図のような感じです。

だんだんと爪ヤスリの角度を立てていき、断面がなめらかな弧になるように丁寧に削ります。

下側をだいたい研ぎ終わったら、爪の上側もある程度磨きます。

アトピー悪化を防ぐ爪の磨き方

上からヤスリを当てがいます

爪ヤスリを上側から当てて、軽く削るだけでOKです。

掻いてしまった時の皮膚のダメージは、爪の下側の鋭さの方による影響の方が大きく、上側はあまり影響しないように思えるからです。

以上の要領で、全ての指の爪を丸く研いでいき、最後に軽く皮膚を引っ掻いてみて、爪の攻撃力を確かめます。

「痛い」「皮膚に白く引っ掻いた跡が残る」という場合は、磨き方が足らないのでもう少し追加で研ぎます。

掻いたときの皮膚へのダメージを小さくする爪の研ぎ方(磨き方)は、こんな感じとなります。

もちろん、この研ぎ方は1つの例でして、他にもやり方はあると思います。ただ、ご参考にはなるかと思います。

個人個人で爪の形は違いますので、ご自分の爪にあった研ぎ方を試行錯誤して見つけてみてください。

最後にポイントをまとめますと、

  • 指の下から爪ヤスリを当てるようにして研ぐ。
  • 爪の先端がなめらかな丸い弧になるように、まんべんなく研ぐ。
  • 力を入れ過ぎない。

のようになります。この3点は抑えた方が良いかと思います。

また、色々な爪ヤスリを試しましたが、爪の断面のカドを取って丸く研ぐためには、やはり曲面の爪ヤスリが最良だと感じます。

一度試してみてください。

頻繁に爪の手入れをして、攻撃力を一定以下にキープする

ここまで、アトピー改善策としての爪の手入れの方法(切り方・研ぎ方)について見てきました。

この爪の手入れは、定期的に行わないとあまり意味がありません。爪が伸びてしまえば、爪の攻撃力も上がってしまうからです。

どれくらいの頻度で爪切り・爪磨きをすればよいのか?ですが、3,4日に1回が目安になると思います。

上の方で載せた「爪を切る前の写真」くらいの長さになった時点で、爪の手入れを行えばOKです。

ただ、爪の伸びるスピードは個人個人で違いますし、年齢によってもおそらく異なりますから、一概には言えません。

「爪の攻撃力が上がってきたなー」と感じたら、その日のうちに爪の手入れを行うようにしましょう。

そうすることで、爪の攻撃力が常に一定レベル以下になり、掻いてしまった場合のダメージが小さくなって掻き壊しを防ぐことが出来ます。

結果、アトピー改善に繋がっていきます。

「アトピー改善生活日記」に記録する

アトピーを治す(皮膚炎を出にくくする)ためには、ご自分のアトピー悪化原因が何か?ということを突き止めて、それを取り除いていくことが必要です。

そのためには、日々の生活や体調の変化と、皮膚炎の状態の変化を良く観察することが大切となります。

その際、食事やオヤツの内容・皮膚炎の状態・排便の状態などを記録する、「生活日記」を付けると観察がやりやすくなります。

このような生活日記の1つの項目として、「爪の手入れ」も記録しておくと便利だと思います。

最後に爪の手入れをしたのがいつ頃だったか、一目で分かるようになるからです。

日記をつけるのは少し大げさだし面倒だ、という場合には、カレンダーに印をつけるだけでもOKです。

爪の手入れを頻繁に・定期的に行うための工夫として、是非取り入れて頂きたいポイントです。

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まとめ

長くなってしまいましたので、最後にこの記事の内容をまとめておきます。

  • 掻き壊しは、悪影響の大きいアトピー悪化原因。
  • 掻き壊しを防ぐためには、爪を短く・丸くキープする。
  • 「深爪」レベルに短く爪を切り揃える。
  • 専用の爪ヤスリで丁寧に爪を研ぎ、丸く滑らかにする。
  • 爪の手入れは頻繁に行う(3~5日に1回)。
  • 手入れの記録を日記やカレンダーにつける。

私の経験上、「爪を短く・丸くキープする」という対策は、色々とあるアトピー改善策の中でも最も効果の高いモノだと感じます。

しかも、サプリメントなどと違ってお金はほとんどかかりません。ちょっと手間がかかるだけです。

費用対効果という意味では、最優先でやるべき対策だと思います。

「爪に関しては注意が足りなかった」という場合には、少し注意してみてください。

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