柔軟剤でアトピー悪化?アトピー肌でも使える柔軟剤2つの条件

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アトピー改善のためには、シャンプーや洗剤、整髪料などの日用品を、より刺激の少ないアトピー肌に優しいものに変えていくことが大切です。

洗濯で使う柔軟剤もその1つです。

でも、そもそも、

アトピーのためには、洗濯で柔軟剤を使わない方がいい!

とか、

アトピー肌には、洗剤を使わない洗濯が一番よい!

という意見もあります。

そこでこの記事では、

  • アトピー改善・悪化防止のためには、柔軟剤は使わないべきなのか?
  • (使ってもいいとして)アトピー肌に優しい柔軟剤とはどんなものか?

というテーマについてお話したいと思います。


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1. アトピーのためには柔軟剤を使うべきか?使わないべきか?

最初に、

アトピー性皮膚炎の改善・悪化防止のためには、柔軟剤は使わない方がいいのか?それとも使った方がいいのか?

という点について整理しておきたいと思います。

「使わない方がよい」派と「使った方がよい」派、それぞれにその主張の根拠があります。

1-1. 「柔軟剤は使わない方がよい」と言われる理由

「アトピーのためには柔軟剤は使わない」という意見の根拠は、

柔軟剤の添加物・化学物質がアトピー肌への刺激となり、皮膚炎を悪化・発症させるから

というものです。

「衣類を清潔な状態にする」という洗濯の目的は、柔軟剤が無くても洗剤だけで十分に達成できます。

柔軟剤を使えば、衣類やタオルを柔らかく・フワフワにするという「プラスα」の効果が得られますが、

「この柔軟剤のプラスαの効果よりも、柔軟剤の化学物質の刺激のデメリットの方が大きい」と考えると、柔軟剤を使わない方が良いという意見になります。

1-2. 洗濯で柔軟剤を使うことのメリット

ですが、アトピー治療の本をたくさん読むと分かりますが、

柔軟剤を使ってタオルや衣服を柔らかくしてあげると、肌への刺激が小さくなります。

という指導をしている書籍も結構あります。

例えば、お風呂あがりに使うバスタオルが、固くゴワゴワとした風合いですと、丁寧に拭いても皮膚との摩擦が大きくなって肌への刺激になってしまいます。

肌に直接触れる肌着についても、同様のことが言えます。

柔らかく・フワフワとした肌触りの方が、確実にアトピー肌にとっては刺激が小さくなります。

 

このように、「摩擦による刺激がアトピー肌にとって良くない」と考えると、柔軟剤を使って衣類・タオルを柔らかく仕上げた方が良いという意見になります。

1-3. 柔軟剤を使う/使わないの判断基準

ここで、アトピーの場合に柔軟剤を使うことのメリット・デメリットを整理しておきます。

  • 衣類が柔らかくなって摩擦が減り、アトピー肌への刺激が減る。
    メリット
  • 柔軟剤の化学物質がアトピー肌に刺激になり、皮膚炎の原因となる。
    デメリット

「柔軟剤を使う/使わない」の選択は、このような柔軟剤のメリット・デメリットのどちらの影響が大きいか?を考えればよいことになります。

ただ、メリット・デメリットのどちらが大きいか?については、個人個人で考えが違ってきますから、一概には言えません。

 

ですが、私は以下のように考えます。

まず、アトピー性皮膚炎の状態が酷いときには、皮膚のバリア機能がかなり低下していますから、柔軟剤に含まれる化学物質が皮膚に侵入して刺激になる危険性が、より一層高まると考えられます。

逆に、アトピーの湿疹がある程度治まってきて、皮膚のバリア機能が正常に戻りつつある段階では、皮膚炎が酷いときに比べて、柔軟剤の化学物質の悪影響は受けにくくなるはずです。

むしろこの段階では、固くゴワゴワとした衣類・タオルの摩擦の悪影響の方が大きくなります。

 

以上のように考えると、

  • アトピーの湿疹が酷い時には、柔軟剤は使わない。その代わり、タオルや肌着は新しくて柔らかいモノを使うようにする。
  • アトピー性皮膚炎が改善してきたら、添加物の少ない柔軟剤を使って、衣類を柔らかく仕上げてあげる。

のような柔軟剤の使い方をするのが合理的に感じます。

「タオル・肌着などは、常に出来るだけ新しくて柔らかい状態のものだけを使う」というのが理想ですが、現実的ではありません。

洗濯を何回か繰り返すうちに、タオルや肌着は徐々に肌触りが悪くなってしまいますし、かといって頻繁に買い換えるのもかなりのお金がかかってしまいます。

ですから、皮膚炎が酷いときは柔軟剤を使わず新しめの衣類・タオルを使うようにして、そうでないときには必要に応じて柔軟剤を使って柔らかく仕上げ、肌との摩擦を減らしてあげる、という使い方がベターになります。

ただ、使う柔軟剤には気を付ける必要があります。


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2. アトピー肌にも安心して使える柔軟剤の条件

一口に「柔軟剤」と言っても、色々な種類のものがあります。

でも、アトピー肌にも安心して使える柔軟剤は結構限られます。

その条件としては、

  • 余計な添加物・化学物質が含まれていないこと
  • 実際に使ってみて、皮膚に問題が起こらないこと

の2つが挙げられます。

まず、柔軟剤を使う際には、香り付けをその目的としてはいけません。

あくまでも、衣類を柔らかく仕上げてアトピー肌への刺激を減らすことが目的です。

ですから、芳香剤などの「余計な」添加物が入っているものは、皮膚に不要な刺激を与えることになりますからNGです。

このように、柔軟剤に含まれる成分が必要最小限に抑えられていることが、アトピー肌に使える柔軟剤の最低条件となります。

 

また、どんなに添加物が少なくて「肌への優しさ」がウリの柔軟剤でも、実際に使ってみないことには、その刺激性は分かりません。

ですから、実際に柔軟剤で仕上げた衣類やタオルを使ってみて、皮膚にトラブルが起こらないことを確認する必要があります。

初めて柔軟剤を使った日には、皮膚の状態をよく観察しておき、痒みや炎症が起きていないか?をきちんとチェックすることが大切です。

もし問題が起こるようであれば、当然その柔軟剤は使わないようにします。

アトピー肌でも安心して使える柔軟剤については、別の記事で数点ご紹介したいと思います。

3. まとめ

以上のように、柔軟剤には、アトピー改善にとって良い面と悪い面の両方があります。

ですから、「絶対に使ってはいけない!」という類の生活用品ではありません。

使ってみて、痒みや炎症が起こらないのであれば、柔軟剤で衣類・タオルを柔らかくしてあげることは、アトピー肌にとってプラスになります。

ただ、繰り返しになりますが、皮膚炎がひどいときには柔軟剤は使わず、新しめの肌触りの良い衣類・タオルを使うようにした方が安全です。

この記事がご参考になれば幸いです。


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