【要注意】アトピーが悪化してしまう洋服の形状や着方がコチラ

 投稿日    最終更新日 2016/12/16

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アトピーを悪化させないために、洋服の素材に気を付けることは大切ですが、

素材だけではなく、「洋服の着方(着せ方)」や「洋服の形状」にも気を付けないとアトピーが悪化してしまうことがあります。

洋服の素材に関しては結構有名な注意点なので、きちんと気を付ける場合が多いと思いますが、

洋服の着方・形状については意外と「ノーマーク」だったりするかもしれません。

そこでこの記事では、

アトピーを悪化させない洋服の着方・洋服の形状

という、少し細かい?ポイントについてお話したいと思います。


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1. アトピーを悪化させてしまう洋服の形状

洋服の種類には色々とあり、形状(かたち、フォルム)も様々です。

ですから、素材は一緒でも、洋服の形によって「アトピー悪化に繋がりやすいもの」・「繋がる心配の小さいもの」があります。

そこで、アトピーを悪化させてしまう危険性が特に大きいものについて、順番に見ていきたいと思います。

1-1. 毛や化学繊維が肌に触れていませんか?

(ウールなど)や化学繊維が素材の洋服は、チクチクと肌に刺激となり、それがアトピーを悪化させてしまうことが多いです。※1

セーターやフリースを直接着る(1枚目に着る)ことは通常ありませんが、下に着るのが半袖シャツだったりすると、腕の大部分はその素材に直接触れることになります。

また、下に長袖シャツを着た場合でも、手首の部分はセーター・フリースの裏地の部分が接触してしまいます。※2

ですから、毛や化学繊維が素材の洋服を着るときには、

  • 下に長袖シャツを必ず着る
  • 袖の部分で肌に触れないように、折り返して着る

というような対策をして、毛や化学繊維が直接肌に触れないようにすればOKです。

※1 化学繊維には色々と種類がありますから、化繊が全て肌への刺激になるわけではありません。

※2下に着る長袖シャツは、木綿100%のものが最もアトピー肌に優しいです。

これらの点についての詳しくは、『【化繊はNG?】アトピーが悪化しない洋服の素材まとめ』の記事をご覧ください。

1-2. 縫い目やタグは肌への刺激になる

アトピー肌は刺激に敏感ですから、肌着・Tシャツの縫い目やタグが皮膚に当たることで、その部分に皮膚炎が出てしまうことがあります。

ですから、肌着やTシャツを選ぶ際には、縫い目の大きさ・粗さをよく確認しておくことが大切です。

また、アトピー肌・敏感肌用に開発された、縫い目が表にあって皮膚に当たらない肌着もあります↓

by カエレバ

 

縫い目が表側にあるのは、赤ちゃんの肌着(ロンパース)では結構当たり前ですが、

大人の肌着でも、皮膚への刺激を減らす意味ではかなり有効です。

 

さらに、首元やすその部分に付いているタグの類は、買ったらすぐにハサミで切り取ってしまいましょう。

タグが頻繁に肌に当たると余計な刺激を感じてしまい、皮膚炎の原因になってしまいます。

縫い目と違って、タグには必要な機能があるわけでもありませんし、買ったその日に切っておくと後々面倒臭くありませんし、皮膚トラブルも起こりませんから、オススメです。

1-3. Tシャツの柄プリントは皮膚炎に繋がる

Tシャツには柄・模様が入っているモノが多いですが、その柄のプリント部分には通気性が無い素材が使われている場合があります。

夏場は、Tシャツをそのまま直接着た場合、そのプリント部分が蒸れてしまい、皮膚炎の原因となってしまいます。

これはアトピー性皮膚炎というより、あせもやかぶれが原因の皮膚炎ですが、結果的にその周辺にもアトピー性皮膚炎が広がってしまうことに繋がります。

気に入ったデザインのTシャツを探して買うのは楽しいですが、

Tシャツを選ぶ際には、「柄・模様の部分の素材は何か?通気性はあるか?刺激とならないか?」というポイントを必ずチェックするようにしましょう。

 

どうしても通気性の悪いプリント柄のあるTシャツを着たい場合には、Tシャツをそのまま肌に直接着るのではなくて、その下に肌着を着るようにすればOKです(詳しくは後述します)。


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2. アトピーを悪化させてしまう洋服の着方

次に、アトピーを悪化させてしまうような洋服の着方・着せ方について、順に見ていきましょう。

2-1. ピッタリとしたキツい洋服・ズボンは良くない

まず、肌に密着してしまうようなキツい洋服・ピッタリとしたデザインの洋服は、アトピーを悪化させてしまいます。

例えば、

  • キツいジーンズ・スキニーパンツ
  • ピッタリとしたサイズのTシャツ
  • 小さめの下着(パンツ・ブラジャー)

などです。

アトピー悪化防止の観点からは、キツ目・ピッタリ目の洋服・ズボンではなくて、多少ゆるめのデザインの服の方が望ましいです。

密着している分だけ、摩擦や汗による刺激が大きくなり、皮膚への負担が増してしまうからです。

特に女性の場合、ファッション的にはスキニーパンツなどを活用したい場面もあるかと思いますが、

キツい洋服はアトピーの皮膚炎がかなり良くなった段階で、しかも例外的に着る程度の頻度に抑えた方が安全です。

2-2. 肌着を必ず着るようにする

次のポイントは男性に多いですが、「肌着を着ない」という洋服の着方は、アトピー肌にとってはかなり良くありません。

例えば、

  • 仕事着のワイシャツを、肌に直接着る(1枚目に着る)。
  • 綿素材以外のTシャツ・ポロシャツなどを、直接着る。

といった感じの着方です。

肌着を着ないと、汗が衣類にきちんと吸収されないため、皮膚に刺激となって炎症の原因になってしまいます。

少なくとも、ワイシャツの下には肌着を着るようにしましょう。

襟元(首周り)から肌着が見えないタイプのもの(大きめのVネックなど)を選べば、見た目的にもそこまで問題にならないはずです。

 

また、Tシャツやポロシャツの下にも肌着を着るようにした方が、アトピー肌にとっては望ましいです。

Tシャツ・ポロシャツには木綿素材のものが多いものの、吸湿性・通気性の面では綿100%の肌着には全く及びませんし、肌触りも全然違います。

また上述のように、Tシャツのプリント柄が皮膚炎に繋がることがありますから、肌着を下に着ることで不要な肌への刺激を減らすことが出来ます。

 

ただ、肌着の上にTシャツを着た場合、下に着た肌着のシャツが外から見えてしまうことが多いです。

そうなるとファッション的には結構痛いです。

これを防ぐためには、着るTシャツよりも少し小さめのサイズで、首周りは大きめの肌着シャツを用意すると、外から肌着がチラチラ見えなくなります。

首周りは丸いタイプではなくVネック(深Vネック)で、袖も短いタイプのものが個人的には良い(外から見えにくい)と思います。

形としてはこんな感じのやつです↓

2-3. 清潔でない衣服は絶対に着ない

服は、清潔な状態のものだけを着るようにしましょう。

・・・と、当たり前のコトをわざわざ申し上げているのは、意外とこの点が盲点になっていて、アトピーを悪化させているケースが多いのでは?と思うからです。

例えば、

  • 会社用のスーツのズボン
  • 普段着のチノパン・ジーンズ・スカート

などは、1回着たらその度に洗濯(クリーニング)しているでしょうか?

男性の場合、肌着(シャツ・パンツ)と同様に、ズボンは脚の部分の皮膚に直接触れます。

肌着は1回着たら洗濯しますが、ズボンは毎回洗濯することは少ないのではないでしょうか。

例えば、スーツのズボンを着た度に毎回クリーニングに出す、というケースはあまり無いと思います。

となると、特に夏場などの汗をかく季節は、ズボンが結構不衛生な状態になっている可能性が高くなるはずです。

 

アトピー悪化を防止するためには、夏場に着るズボンは頻繁に洗濯した方が安全です。

アトピーが酷い状態であれば、毎回着る度に洗濯して、常に清潔な状態のズボンを着るようにしましょう。

会社用のスーツのズボンには、自宅で洗濯できるタイプのモノが市販されていますので、それを活用しましょう↓

このような洗えるスーツは、街中の紳士服店にいけば必ず置いてあるはずです。

クールビズの期間であればジャケットと合わせる必要もありませんし、洗濯できるタイプのズボンを単独で用意しておくと、毎日清潔なズボンを履くことができます。

また、普段着のチノパンなどは、面倒でも毎回洗うようにしましょう(汗をかく季節は)。

 

ちなみに、ジーンズが好きな場合、「洗剤を使って洗濯機でジーンズを洗うなんてあり得ない」というこだわりがありますが、アトピー悪化防止の観点からはかなり危険です。

きちんとジーンズも洗うか、アトピーの症状が落ちつくまではジーンズは履かないといった対策が必要です。

 

最後に、もう1つ注意点があります。

それは、衣替えのタイミングで洗濯をするということです。

例えば、「冬用→春用」という風な衣替えをする場合には、タンスから出してきた春用の洋服は、念の為に洗濯してあげるようにします。

つまり、これから着る季節の洋服を洗濯するということです。

アトピーの場合、高確率でダニアレルギーになっています。

前回の衣替えの際に、タンスにしまう前に洗濯した場合でも、長期間タンスの中に置かれるとダニが洋服に住み着いてしまう危険性は十分にあります。

ですから、タンスなどから引っ張り出してきた洋服は、念の為に洗濯して干して、(いるかもしれない)ダニを除去することが安全なのです。

2-4. 気温・室温に合わない服装はアトピーを悪化させる

気温や部屋の室温に合わない服装、具体的には「暑く感じる」服装は、アトピーの悪化に繋がってしまいます。

汗をかいてしまって蒸れたりして、皮膚への刺激になるからです。

特に、赤ちゃんや小さな子供は暑がりですから、常に「涼しめ」の服装になるように気をつけましょう。

汗をかいてしまった場合には、清潔な濡らしたタオルで拭くか、シャワーを浴びて汗を取り除くことが大切です。

外出先では、アトピー肌・敏感肌でも使える汗拭きシートを活用すると、こまめに汗を拭くことができて便利です。

3. まとめ

もし、以上のような「洋服の形状や着方の注意点」について、全然気にしていなかった場合には、

これから注意することで、アトピーが改善していく可能性が十分にあります。

毎日、一生着続ける洋服ですから、少しでも肌に優しく刺激にならない服の着方・選び方をマスターしておけば、アトピー性皮膚炎の改善に繋がるだけでなく、

アトピーが治ってからの再発予防にもなります。

ここでお話したポイント・注意点意外にも、色々と対策できるコトはあると思いますので、肌に優しい洋服の着こなし方について少し考えてみると良いかもしれません。

この記事がご参考になれば幸いです。


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