簡単に出来て、しかも痛くない!毎日出来る鼻うがいの方法

 投稿日    最終更新日 2016/12/16

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慢性的な鼻炎や鼻詰まりを解消するためには、

毎日鼻うがいで鼻の中を洗浄し、鼻の内部を常に清潔に保ってあげる

ということがかなり有効です。

 

しかし、このような鼻うがいの効果効能が分かっていても、

鼻うがいは痛いから嫌だ・・・。それに面倒くさいし。

のように、痛みや面倒臭さを理由に敬遠しがちです。

私の場合も、家族が鼻うがいを苦しそうにやっているのを見て、「無理だ」と思っていた時期がありました。

でも、痛くなくて簡単に出来る鼻うがいの方法を知り、その方法で鼻うがいを行うようになってから、長いこと悩まされてきた慢性的な鼻詰まりが急激に良くなりました。

そこでこの記事では、

毎日続けられる、痛くなて簡単に出来る鼻うがいの方法

について具体的にお話したいと思います。

この記事を読むと次のことが分かります
  • 鼻うがいが痛くなる理由とは
  • 鼻うがいを簡単に行う方法
  • 鼻うがいを行うタイミングはいつがベストか?
  • 鼻うがいの回数は何回くらいがちょうどよいか?

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1. 鼻うがいが痛くて難しくなってしまう理由

昔ながらの(?)鼻うがいは、

洗面所でコップに水を汲み、片方の鼻の穴から水をすすって、反対側の鼻の穴から水を出す

のようなイメージだと思います。

そして、やっている人を見ると、何だか苦しそうですし、鼻うがいは高度なスキルの要る行為に見えてしまいます。

だから、

鼻うがい=痛くて苦しくて難しいモノ

というイメージになってしまいがちです。

 

では、なぜ従来の鼻うがいの方法は痛く感じ、難しいのでしょうか?

1-1. 鼻うがいに真水を使うから痛く感じる

まず、蛇口の水(お湯)をそのまま鼻うがいに使うと、実際かなり痛いです。

それは、そのお水が「真水」だからです。

プールの水が鼻に入ると「ツーン」と痛く感じますが、

それと同じことが真水を使った鼻うがいでは起こっているのですから、痛く感じて当然と言えます。

 

詳しくは後述しますが、このような鼻うがいの「痛み」は、生理食塩水を使うことで無くなります。

1-2. 自分で水を吸うから難しくなる

コップに汲んだ水(お湯)を自分で鼻からすする(流しこむ)、という鼻うがいの方法は、慣れれば簡単なのかもしれませんが、

やったことのない人間から見れば、とても難しそうに映ります。

実際、ある程度のスキルやコツがいるはずです。

子供にやらせようとしても無理だと思います。

 

鼻からすするのではなくて、鼻うがいのために用意した「専用容器」を使うことで、

もっと簡単に鼻うがいを行うことができます(詳しくは後述します)。

イメージ的には、うがいと言うより、プールで目を洗うのと近い感覚の行為になります。

2. 痛くなくて簡単な鼻うがいの具体的な手順

次に、「痛く感じず難しくもない」鼻うがいの方法について、具体的に見ていきましょう。

まずは、鼻うがいのために準備するものが数点ありますから、この点からご説明します。

2-1. 鼻うがいのために用意するもの

痛くない鼻うがいのためには、

  • ぬるま湯(煮沸して冷ましたもの)
  • 食塩
  • 専用の容器

3つがあればOKです。順番に見ていきます。

2-1-1. 水道水を煮沸消毒して冷ましたぬるま湯を使う

鼻うがいの刺激を出来る限り小さくするためには、

  • 冷水ではなくぬるま湯
  • そのままの水道水ではなく、煮沸して塩素除去したもの

を使うことが必要です。

水道水の中には殺菌するための塩素(次亜塩素酸イオン)、いわゆるカルキが含まれていますが、

これが鼻うがいの刺激感を強める原因となってしまいます。

水道水の残留塩素は、沸騰させて4分間煮沸を続けると、途中で生成されるトリハロメタン類も含めて、ほぼ完全に消えてなくなります(参照元はこちら)。

 

また、「塩素を抜く」という目的以外にも、煮沸して冷ましたぬるま湯を使う理由があります。

それは、殺菌です。

日本の水道水は世界的にも安全と言われていますが、それは飲水として考えたときです。

僅かながらですが、水道水中には細菌類が存在しています。

水道水を飲む分には、胃酸によって無害化されるため全く問題は無いのですが、

鼻うがいに使う際には、細菌が残っていることの問題は大きいです。

なぜなら、鼻うがいでは水が直接鼻の粘膜に触れるため、そこに細菌が付着して繁殖してしまう可能性も否定できないからです。

ですから、水道水を煮沸消毒することで、水道水中に僅かに残っている細菌をしっかり除去して、そのほぼ無菌状態の安全な水を鼻うがいに使うようにします。

 

まとめますと、

鼻うがいをする少し前に、やかんで水道水を4分間異常沸騰させて、それを冷ましてぬるま湯にしておく

という準備をする、ということです。

少し面倒ですが、安全な刺激のない鼻うがいを行うためには、どうしても必要となる一手間です。

 

なお、ぬるま湯の作りおきはNGです。放っておくと、僅かに残ったばい菌が再び水の中で増えてしまうからです。

面倒でも、毎回お水を煮沸消毒してぬるま湯を作るようにします。

面倒で出来そうもない!という場合には、後述する「鼻うがい専用液」を使えば、金銭的負担は増えますが手間がかかりません。

続けられることが第一ですから、健康のためにも多少のお金をかけても良いと思います。

2-1-2. 生理食塩水を作るための食塩

鼻うがいには真水ではなく生理食塩水を使います。

生理食塩水とは、濃度0.9%の食塩水で、水1リットルに対して食塩9gを溶かした食塩水のことです。

鼻うがいに使う容器に入れる水の量に応じて、溶かす食塩の量も調節します。

例えば、容器に入れるぬるま湯の量が200mlであれば、溶かす食塩の量は1.8gになります。

厳密に重さを量る場合には、料理用のはかり(クッキングスケール)を使わなければいけませんが、

無い場合には、料理用の小さじ1杯(ティースプーン1杯)の食塩の重さが約5gですから、それを参考にしておおまかに必要な食塩の量を量りましょう(参照元はこちら)。

ぬるま湯の量に応じた食塩の量をはかって溶かせば、鼻うがいに使う生理食塩水の準備はOKです。

2-1-3. 鼻うがい専用のプラスチック容器を用意する

鼻うがいを簡単に行うためには、先端にノズルの付いていてそこから水が出せるタイプの容器を使うと便利です。

言葉で説明すると難しいですが、こんな感じのプラスチック製の容器です↓

食堂などでテーブルの上に置いてある、ドレッシングなどが入っているあの容器です。

同じタイプの容器は100均ショップで売られていますから、簡単に手に入ります。

先端のノズル部分を鼻の穴にあてて、ノズルからある程度の勢いのある水を出せれば、どんな容器でもOKです。

ただ、より確実に鼻うがいの効果を得るためには、鼻うがい専用のボトルを用意すると安心です↓

2-2. 鼻うがいのやり方と手順

鼻うがいの準備の次は、鼻うがいの実際のやり方についてです。

次の様な手順で行えば、簡単に痛くない鼻うがいが出来ます。

  1. 生理食塩水を準備する
    作りおきはNG。市販の鼻うがい専用液でもOK。
  2. 前かがみの大勢を取り、顔を下に向ける。
  3. 容器のノズル部分を片方の鼻の穴に当てて、手で容器をプッシュして水を注ぎ込む。
    このときに「ア゛ー」と声を出し続けます。
  4. 余分なお水が鼻の内部を通って、反対側の鼻の穴と口から出てくる。
    苦しく感じる場合、顔を下に向ける角度を深くするとよいです。
  5. 反対側の鼻の穴も同様に、3,4の手順を行います。
  6. 終わったら軽く鼻をかみます。
    鼻うがいによって、鼻の奥にある鼻水や膿が出て来やすくなっています。

やってみるとわかると思いますが、そんなに難しくありません。

うがいと考えるのではなく、「鼻の中を洗い流す」イメージを持つと、精神的なハードルが下がるはずです。

2-3. 鼻うがいをするタイミングと回数は?

次に、鼻うがいを行う回数の目安と、いつ行うか?というタイミングについてです。

まず、鼻うがいの回数は、多くとも1日3,4回にとどめるのが無難です。

鼻うがいをやり過ぎると、鼻の粘膜に負担がかかり症状が逆に悪化するリスクがあるからです。

私の場合には、1日1回の鼻うがいでも十分に効果を実感することが出来ました。

まずは、1日1回から始めてみて、症状の改善具合の様子を見て回数を調整していくとよいと思います。

 

次に、鼻うがいを行うタイミングは、入浴時が一番都合が良いです。

洗面所などで服を着たまま鼻うがいをすると、服が塗れることがありますが、入浴時のお風呂場ではその心配がありません。

また、湯船や洗面器で、作った生理食塩水をちょうどよい温度(人肌程度の温度)に簡単に温めることもできます。

さらに、「入浴時には鼻うがいをする」というルールになり、毎日鼻うがいを行う習慣が、比較的簡単に身につくことにも繋がります。

このような理由から、鼻うがいは入浴時のタイミングで行うことがベストとなります。

 

ちなみに、お風呂の湯船に浸かっているときに、お風呂のお湯で温めたミニタオルやガーゼを鼻の上に5分間くらい乗せておくと、鼻の血行不良が解消されて鼻詰まりが解消されていきます。

慢性鼻炎などの解消のためには、入浴時に鼻うがいと合わせて行いたい有効な対処法です。


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2-4. 鼻うがいの注意点

最後に、鼻うがいを安全に行うための注意点を箇条書きでまとめておきます。

  • 鼻うがいに使うぬるま湯は、煮沸して冷ましたものを使う。
    雑菌の煮沸殺菌のため。
  • 鼻うがい用に作った生理食塩水は、作りおきしない。
    作った時点ではほぼ無菌状態でも、時間が経てば菌が繁殖するため。
  • 鼻うがい用の容器も、熱湯消毒しておくとさらに安心。
    ← 煮沸消毒のために沸かしたお湯の一部を使えば便利。
  • 鼻うがいの後には、強く鼻をかまないこと。
    耳に水が移動して中耳炎の原因となってしまうため。

以上のような注意点を守れば、安全に鼻うがいを行う事ができます。

2-5. 面倒くさく感じる場合には

鼻うがいのためのぬるま湯の準備などは、慣れればそこまで負担になりませんが、

面倒に感じる一手間であることは確かです。

その場合には、市販されている鼻うがいセットを使うとかなり楽になります。

塩素や雑菌の心配をすることなく、洗浄液をそのまま使えば良いからです。

 

少し上でご紹介した鼻うがいセットには、ノズル付きの専用ボトルと鼻うがい洗浄液が入っていますから、そのまま使うことができます。

鼻うがいの洗浄液は、500ml入りのもので750円程度です。安くはないですが、多少のコストは許容範囲であればおすすめです。

最初は市販の専用液と専用ボトルを買っておいて、鼻うがいの習慣が付いてきたら、自分で生理食塩水を作るようにする、という方法もアリだと思います。

3. まとめ

以上、痛くない鼻うがいの方法と手順でした。

鼻うがいを続ければ、慢性鼻炎や軽い蓄膿症は少しずつ改善していき、

口呼吸の習慣になっている場合でも、鼻呼吸がしやすくなっていくはずです。

口呼吸の癖は、慢性鼻炎や蓄膿症の原因と言われていて、

口呼吸になってしまう理由の1つに、鼻詰まり(鼻炎)があります。

ですから、鼻うがいを行うと、

  • 鼻うがいで鼻詰まりが解消・改善される
  • 口呼吸が改善される
  • さらに鼻炎・鼻詰まりがよくなる
  • 鼻呼吸がさらに楽になり、口呼吸の癖が直る

というような好循環に乗ることが出来ます。

鼻炎に限らず、アレルギー疾患の改善・予防のためにも鼻うがいはとても有効な対策となります。

【参考文献】

『クスリいらずで鼻はスカッとよくなる! 』
大久保 公裕 (著) 扶桑社


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