ハム・ベーコン・ウインナーソーセージで痒くなる。その原因って?

 投稿日    最終更新日 2017/05/25

ハム・ウインナーソーセージ

アトピー体質ですと、食事の最中や食後に

no name
なんだか痒くなってきたんですけど。。

のように、食べたモノが原因で痒みが出てしまうことがありますよね。

人それぞれ体質は違いますから痒みが出る食品も違ってきますが、私の場合、ハム・ソーセージ・ベーコンといった加工肉食品を食べると、口の中や周りが痒くなることがあります。

なので、ハムやソーセージはごくたまに食べる程度で、普段は食べないようにしています。

ただ、「なんで加工肉を食べると痒くなるのだろう?」と疑問に思ったので、その原因を調べてみました。

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普通の肉では痒くならないから、原因は食品添加物

私の場合、加工肉ではない「普通のお肉」ですと、食べている最中や食べた直後から痒みが出るということはありません。

食べてすぐに痒みが出ることがあるのは、加工肉食品を食べたときです。

ということは、ハムやベーコンの原材料に含まれる食品添加物が、痒みの原因になっていると考えてよさそうです。

ちなみに、お肉の食べ過ぎはアトピー悪化の1つの原因ですので、注意が必要です。↓

ハム・ソーセージなどに含まれる食品添加物

それでは、ハム・ソーセージ・ベーコンなどの加工肉に含まれる食品添加物には、どのようなものがあるのでしょうか。

使われている食品添加物は商品によって違いますが、ほぼ全ての商品に含まれているのが

  • 調味料(アミノ酸)
  • リン酸塩(Na)
  • 酸化防止剤(ビタミンC)
  • 発色剤(亜硝酸Na)
  • 香辛料

といった添加物です。

ハムやソーセージの原材料は、最大手の日本ハムのHPで確認できます。↓

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痒みの原因として疑わしい食品添加物は?

つぎに、これらの食品添加物のうち、痒みを引き起こす可能性のあるモノはどれか?検証してみましょう。

まず、調味料として添加されているアミノ酸、酸化防止剤のビタミンCは、除外して問題ないはずです。

アミノ酸は、普通のお肉を食べても摂取することになりますし、他の加工食品にも幅広く使われています。

また、ビタミンCをサプリメントで摂ることをすすめる皮膚科医もいますから、ビタミンCが原因ということもなさそうです。

残るは、「リン酸塩(Na)」「発色剤(亜硝酸Na)」「香辛料」の3つです。

リン酸塩(ポリリン酸Na・メタリン酸Na)

リン酸塩にはポリリン酸ナトリウムとメタリン酸ナトリウムの2つがあり、ハム・ソーセージなどの加工肉やかまぼこなどの練り物に使われています。

リン酸塩(Na)は、「お肉の結着性や保水力を良くする」目的で使われているそうです。

ハムやソーセージの食感がプリップリなのは、このリン酸塩の働きによるものです。

リン酸塩の有害性について調べてみると、

  • リン酸の過剰摂取による骨粗鬆症こつそしょうしょう
  • 腎臓疾患
  • ミネラルの過剰排出

といった人体へのリスクが指摘されています。

ただ、色々と調べ回りましたが、「リン酸塩(Na)が痒みにつながる」という情報は見つかりませんでした。

ですから、ハム・ソーセージ・ベーコンで痒くなるのは、リン酸塩が原因ではないと思われます。

発色剤(亜硝酸ナトリウム)

次に、発色剤として添加されている物質「亜硝酸ナトリウム」について調べてみました。

亜硝酸ナトリウム(NaNO2)は、主につぎのような目的でハム・ソーセージに入れられています。

  1. 色が褐色に変わるのを防ぐ
  2. 風味を良くする
  3. 細菌の繁殖を防ぐ

発色剤という名称からは、「見栄えを良くして売りやすくする」という目的しか思い浮かびませんでしたが、亜硝酸ナトリウムにはボツリヌス菌などの細菌の増殖を抑える働きがあるんですね。

ただ単に見た目の問題だけではなく、食品の安全のためにも添加されているということです。

さて、問題はこの亜硝酸Naが痒みの原因となるか?です。

亜硝酸ナトリウムの有害性について調べてみると、「肉に含まれるアミン類と反応してニトロソアミンという発がん性物質を生み出す」という情報が多く見つかりました。

発がん性があるかどうかは意見が分かれているそうですが、ハム・ソーセージによる痒みの原因の説明にはなりません。

ただ、もう少し調べてみると、亜硝酸ナトリウムには血管拡張機能があることが分かりました。

NaNO2は白~微黄色で融点271℃の潮解性の固体である。染料の合成をはじめ、さまざまな用途に使われる。

血管拡張作用があり、狭心症に対する医薬品としても使われる。

『食品中の化学物質と安全性』(日本食品衛生協会)p121

一般的に、血管が拡張すると炎症部分の痒みは酷くなります。お風呂に入ると痒みが強くなってしまうのは、血管が拡張して血行が良くなるからです。

全体的にアトピーの皮膚炎が酷いときや、口の周りに皮膚炎があるときなどは、亜硝酸ナトリウムによって、炎症部分の血管が拡張して痒みが増すというメカニズムが考えられます。

香辛料

食品添加物としては見逃しがちですが、ハムやソーセージには香辛料が入っていることが通常です。

香辛料は痒みの原因となりますから、加工肉に含まれる香辛料が痒みを引き起こしている可能性は否定できません。

ただ、激辛のカレーなどに使われている香辛料の量とは比較にならないほど微量だと思いますので、どこまで影響があるかは微妙なところです。

卵タンパク、乳タンパク

アトピー体質の場合、卵アレルギー・牛乳アレルギーであることも多いと思います。

一部のハム・ソーセージ・ベーコンなどの加工肉には、「卵タンパク」「乳タンパク」が添加物として使われています。

卵や乳でアレルギー症状が出る場合、これらの添加物で即時性のアレルギー反応が出る可能性が高いです。

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まとめ

以上、ハム・ソーセージ・ベーコンを食べると痒くなる原因について探ってみました。

あくまでも私見(というか仮説)ですが、添加物の亜硝酸ナトリウムによって炎症部の血管が拡張して、痒みが増すというのが可能性としては一番高いのかな、と考えます。

ただ、ハム・ソーセージ・ベーコンは美味しいですから、

no name
分かった。もう絶対に食べないわ。

とは思えないですよね。外食ではよく使われていますし。

なので、

  1. 食べる量に気を付ける
    食べる量が少なければ痒みのリスクは小さくなります。
  2. 出来るだけ添加物の少ない商品を選ぶ
    ここでご紹介したモノ以外の添加物による悪影響もあり得ます。
  3. 体調・皮膚炎の状態が悪いときは避ける
    体調が悪い時はより過敏に反応してしまいます。

といった注意点を守りながら美味しく頂く、というのが現実的だと思います。

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