【顔のアトピー】3つのポイントを抑えた保湿で皮膚炎を改善・予防

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顔にアトピー性皮膚炎が出てしまうと、精神的にも辛くなります。

私の場合、学生の頃に顔のアトピーが酷い状態が続いていました。

顔を出来るだけ見られないで済むように、うつむき加減で日々過ごしていたことを思い出します。

精神的に楽になるためにも、出来るだけ早く顔のアトピーを治して、ストレスの少ない日常生活を取り戻したいですよね。

 

顔のアトピーを改善してコントロールするためには、適切な薬物療法のほかにも、

毎日のスキンケア、つまり「洗顔と保湿」が大切になります。

 

この記事では、顔の皮膚の保湿に関して、

顔のアトピー改善・予防に繋がる保湿のやり方と注意点

についてお話したいと思います。

この記事を読むと次のことが分かります
  • 顔が特に保湿が必要となる理由
  • 顔のアトピー改善のために抑えたい保湿の3つのポイント
  • アトピー肌の顔にも安心して使える保湿剤
  • 顔のアトピーを改善するための注意点

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1. 他の部分に比べて顔の保湿を徹底しなければいけない理由

アトピー性皮膚炎を治す(予防する)ためには保湿が大事」と言われています。

炎症がある状態の皮膚のバリア機能はかなり低下していて、それを補うために保湿剤が必要になるからです。

そして、顔の皮膚は特に保湿を徹底しなければなりません。

それは、

  • 顔の肌は常に露出しているから
  • 顔の皮膚は他の部位よりも薄いから

という理由からです。

日常生活では服を着ているため、肌が露出している部分というのは限られています。

一般的な服装であれば、露出している部分は「手」と「腕」・「脚」、それから「首から上」となります。

これらの部位は、日中の活動中に、様々な刺激を受けることになります。

ホコリ・細かいゴミ・紫外線・排気ガス・副流煙・雑菌などが付着しますし、露出しているために他の部分に比べて乾燥しやすくなります。

そして、露出している部分のうち「首から上」の部位の皮膚が一番デリケートです。

手の甲や手のひらに比べて、顔や首の皮膚はとても薄いからです。

 

つまり、顔の皮膚は

  • 他の部位よりもデリケート。
  • なのに、他の部位よりも刺激が多く乾燥しやすい。

という特徴を持っているため、他の部分の皮膚に比べて、さらに手厚く保護してあげないと可哀想なのです。

ですから、顔のアトピー性皮膚炎を改善するためには、

顔の皮膚の保湿は、ほかの部分よりも徹底しなきゃだめ

となるわけです。

2. 顔の保湿をさらに効果的にする3つのポイント

顔の保湿の必要性についてクドクドとお話したところで、次に、顔の保湿の具体的方法・手順と注意点について見ていくことにします。

ポイントは全部で3つあります。

2-1. 保湿の回数は多めに

保湿する回数を多くすることが一番重要なポイントです。

顔のアトピー肌のためには、

昼間も最低1回は保湿する。出来れば、2,3回保湿する。

ということが有効です。

朝夕の保湿と合わせて、1日3~5回程度顔に保湿剤を塗ってあげるのです。

 

日中の忙しさを考えると、正直言って面倒くさいかもしれません。

しかし、顔のアトピー改善には、このような「昼間の保湿」がとても有効です。

では、なぜ有効なのか?この点についてお話したいと思います。

 

一般的には、「朝の洗顔後に保湿 → 帰宅後の入浴後に保湿」というふうに、

顔の保湿は一日2回行うのが普通なのではないでしょうか(一般男性は保湿しないかもしれませんが)。

でも、朝の洗顔を午前7時、夜の入浴を午後10時とすると、

15時間、ずっと顔の皮膚は放置されている

という状態になります。

一般的にはこれでも問題ないのかもしれませんが、炎症がありバリア機能が失われているアトピー肌にとっては、これはかなり過酷な条件だと言えます。

 

朝の洗顔後に保湿剤を塗っても、日中、接触や乾燥によって保湿剤は徐々に失われていきます。

そうすると、徐々に皮膚のバリア機能は低下してしまいます。

そこに、ホコリ・汚れ・汗・紫外線・雑菌などの「異物」が現れれば、バリアすることができずに簡単に侵入されてしまうことになります。

このような異物が刺激となり、場合によってはアレルゲンとなり、皮膚炎の発症・悪化に繋がってしまうのです。

 

このような事態を防ぐためにも、昼間も保湿を行って、顔の皮膚のバリア機能を補ってあげることが必要になります。

逆に言えば、これまで日中の顔のスキンケアをしていなかった場合、

昼間の保湿をプラスすることで、アトピー性皮膚炎の改善が見込めます。

2-2. 清潔な状態で保湿を行う

保湿剤や軟膏を使う場合、皮膚を清潔にしてから塗ることが大切です。

この点、朝・夕の顔の保湿では、洗顔料を使った洗顔後に行いますから問題は無いと思います。

昼間も、顔の皮膚を清潔な状態にしてから保湿剤を塗るようにします。

職場やクライアント先、学校などで、洗顔料を使った本格的な洗顔をするのは難しいですから、

水やぬるま湯で軽く顔を洗うだけでもOK

です。

洗面所で軽く顔を洗い、持参した清潔なフェイスタオルで水分を拭きとった上で、保湿剤をたっぷりと塗るようにします。


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2-3. 保湿剤をきちんと選ぶ

アトピー肌にも安心して使える保湿剤は、かなり限られます。

その条件は、

  • 肌に刺激となる余計な成分が入っていないこと
  • 保湿力が十分にあること
  • 高価でないこと

の3つがメインです。

アトピー肌にも安心・安全な保湿剤リストのご紹介は別の記事で行うとして、

ここでは、一般的にアトピーの方におすすめできる保湿剤を何点かピックアップしておきます。

  • ヒルドイドローション
  • ヒルドイドソフト軟膏
  • キュレルシリーズ
  • 高純度ワセリン
  • 一部のベビーローション

ヒルドイドローション・ヒルドイドソフトは、皮膚科で処方してくれますから、アトピーの方であればご存知かもしれません。

どちらも、刺激が無くて保湿力も高いので、アトピー肌には最適と言えます。

さらに、健康保険が適用されるため、市販の保湿剤を買うよりもかなり安上がりとなります。

ですから、特にこだわりがなく、試してみて「肌に合わない」ということでなければ、ヒルドイドシリーズを優先して使うことをおすすめします。

ヒルドイドについてもう少し詳しくご説明しますと、

ヒルドイドソフト軟膏は、固めのクリームといった感じで、保湿力は抜群ですが使用感はあまり良くありません(伸びが悪く、ベタつき・テカりが目立ちます)。

一方、ヒルドイドローションは少しサラサラとした乳液タイプで使い勝手が良いですが、保湿力はヒルドイドソフト軟膏に比べてだいぶ落ちます。

このような特徴があるため、

ヒルドイドソフト軟膏を顔に使うと、ベタつきやテカりが気になることがあります。

その場合には、ヒルドイドローションをベースに使い、炎症や乾燥が酷い部位には部分的にヒルドイドソフトを使うようにすると良いです。

または、ヒルドイドローションだけを使い、保湿力の弱さは保湿の回数を増やすことで補う、という使い方でもOKです。

ヒルドイドローションでもテカりなどの見た目が気になる場合には、ヒルドイドのジェネリック製品である「ビーソフテンローション」ですと、かなりマシになるはずです。

ヒルドイドとは基剤が違い、透明な液体タイプなので、使用感も異なるからです(個人的にはベタつきが少なくなる感じがします)。

テカりやベタつきが気にならない場合は(お子さんなど)、見た目よりも保湿力を優先すべきです。

 

自然由来の保湿剤が良い、もっと成分のシンプルなものが良い、といったこだわりが無ければ、

保湿剤としてヒルドイドシリーズを優先して使うことをおすすめします。

 

皮膚科で「ヒルドイドを処方してださい」と先生に言えば、処方してくれます。

まだ試したことがない場合には、皮膚科に行って処方してもらいましょう。

3. 顔のアトピー性皮膚炎を改善させる手順

以上が、顔のアトピーを改善・予防するための、顔の保湿方法のポイントとなります。

顔のアトピー性皮膚炎を改善するためには、保湿以外にも何点かポイントがあります。

それは、

  • 毎日の洗顔をきちんと行うこと。
  • 顔用のステロイド外用薬を適切に使うこと。
  • アトピー悪化原因をコツコツと取り除いていくこと。

の3つです。

スキンケア(洗顔・保湿)を行うことは、アトピー性皮膚炎の改善に必要不可欠と言われていて、特に顔の皮膚はデリケートで刺激を多く受けるので、より重要になります。

また、皮膚炎を出来るだけ早く・確実に治めるためには、注意点を守って適切にステロイド外用薬を使うことが大切です。

そして、皮膚炎を治したあとは、皮膚炎が再び起こらないようにするため、スキンケアの徹底と同時並行で、ご自分のアトピー悪化原因を探しだして取り除く作業が必要になります。

やることが多いように感じますが、手順を理解して毎日の生活できちんと実践すれば、顔のアトピーはだんだんと良くなっていくはずです。

一気に治そうと思わず、焦らずに出来ることを少しずつやっていくイメージで行くのが、結果的に最も効率的なアトピー治療に繋がります。

顔のアトピー改善に繋がる洗顔方法・手順と注意点については、↓の記事でご紹介しています。

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マウスを合わせると記事の説明が表示されます。リンク先の記事は別タブで表示されますので、後で読むことが出来ます。 タイトルをタップすると記事の説明が表示され、もう一度タップするとリンクが開きます。別タブで表示されますので、後で読むことが出来ます。

また、顔にステロイド外用薬を塗る際の注意点は↓の記事でまとめています。

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是非ご活用下さい。

4. まとめ

お医者さんに

アトピー治療には保湿が不可欠です!きちんとやりましょう。

と言われても、特に男性の場合、

いや、面倒くさいんですけど。周りの男はみんなしてないし。

のように、嫌がる傾向にあるかもしれません(私はそうでした)。

 

でも実際、スキンケア(入浴・洗顔・保湿)はアトピー治療の根幹となる重要な要素です。

そして、アトピー治療がうまくいき、皮膚炎が起こらないようにコントロール出来るようになっても、ある程度の保湿は必要になります。

「保湿しなくてもツルツル・スベスベの肌」というのは、遺伝的にアトピー体質であるかぎり、あまり望めません。

 

皮膚も自分の身体の一部です。

「自分の体質を受け入れて、丁寧に自分の身体をいたわってやる」

こんなイメージを持つと、「スキンケアしてやろうか」という気持ちになるかもしれません。


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