早寝早起きの生活リズムにするとアトピーが良くなる理由とは

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アトピー性皮膚炎を治していくためには、早寝早起きの生活リズムをキープすることがとても大切です。

これには理論的な根拠がありますし、私の体験上も、早寝早起きの生活リズムがアトピー改善に有効(というか不可欠)なことは実感しています。

今でも、皮膚炎を出にくくする対策(アトピー予防)の1つとして、出来る限り早寝早起きをキープするように心がけています。

ですから私は、「早寝早起きの生活リズムは、アトピー性皮膚炎治療に必要不可欠」くらいに考えています。

それくらい重要なポイントです。

 

でも、「重要です!」といくら言われても、その理由を知らないと納得して取り入れる気にはならないはずです。

そこで、この記事では

早寝早起きの生活リズムがどうしてアトピー改善に有効なのか?

という点について、すこし詳しくお話したいと思います。


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1. 上質な睡眠がアトピー性皮膚炎の改善に必要な2つの理由

なぜ早寝早起きの生活リズムがアトピー性皮膚炎の改善に繋がるのか?」の理由を簡単に言えば、

  • ぐっすり・たっぷりと寝るとアトピー性皮膚炎が良くなる。
  • ぐっすり・たっぷりと寝るためには、早寝早起きの生活リズムにすることが必要不可欠。

という論理になります。

これについて納得していただくために、まずは

「ぐっすりと・たっぷり寝る(上質な睡眠)が、なぜアトピー性皮膚炎改善に繋がるのか?」

という点について、その理由をお話したいと思います。

 

上質な睡眠がアトピー性皮膚炎の改善に必要不可欠ということは、逆に言えば、「睡眠不足ではアトピー性皮膚炎は悪化する・治りにくい」ということです。

それでは、なぜ睡眠不足は皮膚炎に繋がってしまうのでしょうか?

この主な理由としては、

  • 皮膚の新陳代謝に必要な成長ホルモンがきちんと分泌されない。
  • 身体の細胞の生まれ変わりがきちんと行われない。

という2つが挙げられます。

この2つについて、詳しく見ていきましょう。

1-1. 肌のゴールデンタイムにぐっすり熟睡する

まず、22時~2時の時間帯は俗に「お肌のゴールデンタイム」と言われ、肌の細胞の新陳代謝を促す成長ホルモンが分泌される時間帯と考えれれています。

ただ、成長ホルモンの分泌が「22時~2時」に限られるという説は現在は少数派で、そうではなく「入眠から4時間」のあいだに分泌されるという説がメジャーになっているそうです。

どちらにせよ、この4時間のあいだにぐっすりと熟睡することが、成長ホルモンがきちんと分泌されるのに大切だと言われています。

そして、入眠直後からぐっすりと寝るためには、早寝早起きの生活リズムで「自然と眠くなる」ようにすることが必要なのです。

1-2. 身体の細胞がきちんと生まれ変わるためには、良質な睡眠が必要

また、身体の細胞は、毎日1兆個もの細胞が生まれ変わっていると言われています(60kgの人ですと、1kgもの量です)。

この細胞の生まれ変わり(リモデリング)には、上質な睡眠が不可欠なのです。

すべての種類の細胞が生まれ変わりますが、アトピー改善の観点から重要なのは、皮膚細胞免疫細胞です。

アトピー性皮膚炎は、身体の免疫系が異常な状態になってしまっている疾患です。

免疫を正常な状態にしていくためには、種々の免疫細胞がきちんと生まれ変わってくれることが必要ですが、睡眠が悪いと、これが上手くいかなくなってしまうのです。

睡眠不足が続くと、身体が疲れやすく感じたり、風邪を引きやすくなったりしますが、これは睡眠不足によって免疫が弱ってしまうからです。

この点に関して、「マウスを眠らせないとどうなるか?」という残酷な実験がありますが、睡眠が許されず起き続けることを強制されたマウスは、1週間~10日後には最終的に死亡することが知られています。

マウスの死因の1つには免疫異常があると考えられていて、睡眠不足の免疫細胞に対する悪影響の度合の大きさが分かります。

 

話をアトピー性皮膚炎に戻しますと、質の悪い睡眠は身体の免疫細胞の生まれ変わりを阻害し、免疫に悪影響を及ぼしますから、当然、アトピーにとっても良くありません。

逆に言えば、上質な睡眠は身体の免疫の正常化につながり、アトピーの場合には皮膚炎改善に繋がっていきます。

そして、上質な睡眠のためには、早寝早起きの生活リズムが最も有効な対策なのです。

このように、早寝早起きで上質な睡眠を得ると、皮膚炎の状態も良くなっていきます。そうなれば、皮膚の炎症を原因とする痒みも減り、掻きむしりも減っていきます。

掻きむしりが減れば、さらに皮膚炎が治っていき痒みも減って、もっとぐっすりと寝られるようになり・・・

というような好循環に乗って行くことができるようになります。


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2. ぐっすりと寝るためには早寝早起きの生活リズムが必要

このように、睡眠不足やぐっすりと寝られないことは、アトピー性皮膚炎の悪化・発症に繋がってしまいます。

ですから、アトピー性皮膚炎改善のためには、「ぐっすりと眠る」上質な睡眠が必要となるわけです。

そして、ぐっすりと寝るための一番の方法は、早寝早起きの生活リズムなのです。

 

それはどうしてでしょうか?

早寝早起きのリズムは、人間の本来の生活リズムです。

近代以前は、「明るくなったら起きて、暗くなったら寝る」というのが人間の生活リズムでした。

もちろん、電気を使わない照明もありましたから、暗くなってからもしばらくは起きていたはずですが、少なくとも「深夜12時を過ぎても起きている」という生活リズムになったのは、電灯が登場した近代以降のはずです。

つまり、人間の身体は、早寝早起きの生活リズムに最適化されるように進化してきたということです。

朝、日が昇ったらパッと目が覚めてすぐに活動開始することができて、日が落ちて暗くなってしばらくしたら、だんだんと自然と眠くなる・・・という身体の仕組みになっているのです。

このような身体の仕組みを無視して夜遅くまで起きていると、ぐっすりと眠ることができなくなってしまいます。

そういう風に人間の身体が出来ていないからです。

逆に、「朝早く起きて活動を開始して、夜は早めに寝る(眠くなる)」という、人間本来の生活リズムに戻すと、ぐっすり寝られるようになります。

もちろん、ぐっすりと寝るための方法や注意点は他にもありますが、まずは出来る限り早寝早起きの生活リズムにしていくことで、睡眠の質が高まっていきます。

睡眠の質が向上していけば、アトピー性皮膚炎の状態も徐々に上向いていきます。

3. まとめ

以上、早寝早起きの生活リズムがアトピー性皮膚炎の改善に繋がる理由でした。

大人の場合、仕事の都合上、どうしても夜寝るのが遅くなることも多いと思います。

22時に床につくのは非現実的かもしれません。

ただ、その場合でも、仕事が早く上がれて帰宅が早かった日には早く寝るとか、遅い帰宅になった日でもPC・スマホ・TVなど余計な事をせずにさっさと寝るなど、出来るだけ早く眠りにつくようにすることは出来ると思います。

お子さんがアトピーの場合には、問答無用で早寝早起きを徹底させるべきだと考えます。

この記事がご参考になれば幸いです。


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