夏場にアトピーを悪化させず快適に過ごすための5つの対策

 投稿日    最終更新日 2016/12/16

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季節によってアトピー性皮膚炎の症状の具合が変わることって多いと思います。

私の場合、乾燥しやすい冬よりも夏場にアトピーの症状が酷くなる傾向にありました。

今冷静に考えてみると、冬は乾燥対策として保湿を徹底していましたが、夏場は季節に応じた対策をきちんと行っていなかったように思います。

夏場は湿度が高くて皮膚が乾燥しにくいかわりに、他に色々とアトピーの悪化原因が増える季節です。

ですから、夏特有のアトピー悪化原因にきちんと対処しないと、夏場にアトピーが悪化しやすくなってしまいます。

逆に言えば、しっかりと対策を打てば、乾燥しにくい季節ですからアトピーの症状は改善していくはずです。

そこでこの記事では、

夏場にアトピーを悪化させないための注意点・対策

を5つピックアップしてご紹介したいと思います。


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1. 夏場にアトピーが悪化してしまう主な原因

夏場は湿度が高いですから、肌の乾燥よりも他の原因でアトピーが悪化することが多いです。

夏場のアトピー悪化原因でメジャーなものとしては、

  • 皮膚に付着した汗
  • 紫外線
  • 蒸れ
  • 夜間の寝苦しさ
  • 胃腸が弱ること

が挙げられます。

2. 夏場にアトピーを悪化させないための注意点5つ

次に、このような夏場特有のアトピー悪化原因がどのようにアトピーの症状を悪化させるのか?という点と、それぞれの悪化原因への対処法・注意点を具体的に見ていきたいと思います。

2-1. 頻繁に汗を皮膚から取り除く

夏場は外にいるだけで汗をかいてしまいますが、その汗を拭かずにそのままにしておくと、汗の中の老廃物が皮膚への刺激となってしまいます。

その結果、皮膚の炎症や痒みを引き起こしてしまうのです。

ですから、汗を頻繁に皮膚から取り除いてあげることが重要になります。

そのための対策としては、

  • 朝や日中にもシャワーを浴びて、汗を洗い流す。
  • 外出中は、タオルやガーゼ・汗拭きシートで汗を頻繁に拭く。

という対処法を取るようにします。

夏場は、夜間の寝ている間にもかなりの汗をかいていますから、朝起きたら必ずシャワーで汗を洗い流すことが大切です。

もちろん、シャワーのあとはきちんと保湿をします。

可能であれば、日中も汗をかいたらその都度シャワーで汗を洗い流してあげると、さらに理想的です。

お仕事や学校のある平日は難しいですが、休日など自宅にいる場合には、日中のシャワーを取り入れるようにしましょう。

小さなお子さんの場合には、日中のシャワーは必ず行うようにしてください。

 

また、会社や学校などの外出先でも、汗をかいた後は濡らした清潔なタオル・ガーゼで汗を拭きとってあげるようにします。

ガーゼは、ハンカチサイズのものを数枚持ち歩いておくと便利です↓

トイレの洗面所などでガーゼを水に濡らして、それで汗を拭き取ればOKです。

体幹部を拭きたいときなど、洋服を脱ぐ必要がある場合には、トイレの個室に入って拭くようにします(私はこの方法をとっていました笑)。

また、ガーゼをきちんと洗濯して毎日持ち歩くのが面倒に感じる場合には、市販の汗拭きシートを活用すると便利です。

ただ、一般的な汗拭きシートは刺激感マックスですから、決して使ってはいけません(というか、痛くて使えないはずです)。

アトピー肌でも使える汗拭きシートを使うようにしましょう↓

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皮膚にとどまった汗(の老廃物)は、夏場のアトピーを悪化させる最大の原因だと考えます。

朝と日中のシャワー、外出先での汗拭きを徹底すれば、汗によるアトピー悪化は防ぐことができます。

2-2. 紫外線から皮膚を守ってあげる

日光に含まれる紫外線は、一般的にも「肌に悪い」と言われています。

それは、紫外線によって直接皮膚細胞がダメージを受ける他、メラニン色素が増えることでシミやそばかすの原因となるからです。

アトピー肌にとっても、紫外線による皮膚のダメージは大きな悪化原因となります。

ですから、いわゆる「日焼け対策」をきちんと行うことが大切となります。

また、日焼け以外にも、紫外線がアトピーに悪い理由があります。

それは、紫外線によって皮膚で生じた活性酸素が、皮膚の脂と反応して過酸化脂質という物質を生み出し、それがアトピーを悪化させるからです。

紫外線によるアトピー悪化についての詳細は別の記事で取り上げるとして、ここでは、夏場に取るべき紫外線対策について具体的にお話したいと思います。

夏場の紫外線対策としては、

  • 長袖・長ズボンを着るようにする。
    ※ 腕や脚の皮膚炎が酷いとき。
  • 日焼け止めクリームをきちんと塗る。
  • 帽子を必ずかぶる。日傘をさす。
  • 長時間、屋外にい続けることは避ける。

という4点です。

まず、商品を選べば、市販の日焼け止めクリームを塗ってもアトピーが悪化する危険性は少ないです。

皮膚炎がある場合でも、油分の多い保湿剤を塗ってから日焼け止めクリームを塗れば、皮膚への刺激は小さくなります。

皮膚炎が軽い状態では、ほとんどの場合肌に問題は起こらないはずです。

とはいえ、腕や脚に掻き壊しやびらん面が多い場合には、日焼け止めクリームの使用は避けた方が安全です。

その場合には、長袖・長ズボンを着て皮膚に紫外線が当たらないようにしましょう。

子供や、大人でもシチュエーション的に問題無い場合には、必ず帽子をかぶるようにすると、顔や首に紫外線が当たらなくなります。

顔や首の皮膚炎が酷くて日焼け止めクリームが塗れない場合には、出来る限り屋外に出ることは控えて、紫外線を浴びないようにしたほうが安全です。

アトピーが酷い状態のときは、長時間日光を浴びることを避けるのが大原則です。

2-3. 肌着をきちんと着る

身体についた汗をシャワーやタオルで取り除いても、衣服(肌着)に付着した汗がアトピーを悪化させることがあります。

また、汗をたっぷりと吸い取って通気性の悪くなった衣服を着ていると、いわゆる「蒸れ(ムレ)」が起こって、皮膚がかぶれてしまうことがあります。

これがアトピーの悪化原因になってしまうのです。

このような蒸れによるかぶれは、肌着を着ていない場合に危険性が激増します。

ワイシャツなどの下にはかならず、肌着を着るようにしましょう。

普段着のTシャツでも、そのまま着るのではなくて肌着を着用するようにした方がよいです。

というのも、同じ素材でも肌着とTシャツでは、吸湿性・通気性が大きく異なるからです。

また、汗をたくさんかいてしまった場合には、可能であれば肌着を着替えるようにするとさらにアトピーは悪化しづらくなります。

外出先では少しむずかしいですが、自宅にいるときや小さなお子さんの場合には、1日数回肌着を着替えるのが理想的です。

アトピー対策としての肌着の重要性や、アトピー肌のための肌着選びについては、↓の記事で詳しくお話しています。

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2-4. 涼しい環境を確保する

一般的に「エアコンは身体に良くない」と言われていますが、アトピーに関して言えば、エアコンをフル活用した方がよいです。

「暑い!」と不快に感じる室温では、汗や蒸れなどによって痒みや皮膚炎を引き起こしてしまうからです。

屋内にいるときは、常に快適な温度になるようにエアコンで室温を調整しましょう。

また、夜間の寝ている間は特に注意が必要です。

室温が高くて寝苦しく感じてしまうと、痒みが強まってしまったり汗や蒸れによる皮膚炎に繋がってしまいます。

寝苦しさが原因の睡眠不足・睡眠の質の低下もアトピーに悪影響を与えます。

夜間もエアコンを入れて、常に涼しく快適な環境で寝られるようにしましょう。

2-5. 冷たいものを飲み過ぎない・食べ過ぎない

夏場は、その暑さのせいか、冷たい飲み物や食べ物が欲しくなります。

実際、冷たいジュースやアイスコーヒー、そうめんや冷麺などは、暑い日にはとても美味しく感じますよね。

でも、アトピーにとっては、このような冷たい食べ物・飲み物はよくありません。

なぜなら、胃腸を冷やして、その機能を低下させてしまうからです。

胃腸が弱るとその消化能力が低下して、食べ物の消化が不十分になります。

十分に消化されないままとなった食べ物は腸内で腐敗し、悪玉菌を増やすことに繋がります。

腸内細菌のバランスを常に「善玉菌優勢」の状態にしておくことが、アトピー改善には必要ですから、冷たい飲食で胃腸を冷やすことはアトピーにかなり悪い影響を及ぼしてしまいます。

また、胃腸の消化能力が下がると、食べ物に含まれるタンパク質が十分に消化分解されないまま体内に吸収されてしまいます。

そうなると、新たな食物アレルギーの原因となったり、既に発症しているアレルギーが酷くなる可能性が高まります。

このように、冷たい食べ物・飲み物の摂り過ぎはアトピーにかなり悪い結果をもたらします。

「全く食べない!」というのは頑張りすぎですが、「出来るだけ食べないしよう」くらいの頑張りは必要だと思います。

3. まとめ

夏場にアトピー性皮膚炎を悪化させないためには、

  • 汗対策をきちんと行う。
    ← シャワーの回数を増やす/汗を拭く。
  • 紫外線対策をきちんと行う。
    ← 日焼け止めクリーム/長時間屋外に出ない等。
  • 肌着をきちんと着る。
    ← 日中汗をかいたら取り替えるのがベスト。
  • エアコンで涼しい環境を整える。
  • 冷たい飲み物・食べ物を控える。

という5つのポイントが大切になります。

経験上、夏にアトピーが悪化してしまう場合には、是非取り入れてみてください。


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